あわわ

精選版 日本国語大辞典 「あわわ」の意味・読み・例文・類語

あわわ

〘名〙
幼児または幼児をあやす人が口を開き、手のひらを口に当てて軽くたたきながら「あわわ」の声を出す遊び。また、その声。
※俳諧・鷹筑波(1638)一「わらび手はあははをするか山の口〈良次〉」
歌謡・松の落葉(1710)三・一三・祭文「ちゃうちちゃうち、あわわ、かぶりかぶり」
※雑俳・柳多留‐一一(1776)「年明が壱人あははが五六人」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「あわわ」の意味・読み・例文・類語

あわわ

[名]子供をあやすとき、開いた口を手のひらで軽くたたいて「あわわ」という声を出すこと。→ちょうちちょうちあわわ
[感]驚いたときやあわてたときなどに発する語。「あわわ、まずいことを言った」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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