いかす(読み)イカス

デジタル大辞泉 「いかす」の意味・読み・例文・類語

いか・す

[動サ五]《「行かす」から》しゃれている。あかぬけして見える。「ちょっと―・したデザイン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「いかす」の意味・読み・例文・類語

いか・す

〘自サ五(四)〙 相当なものである、なかなかいい、という意の俗語。昭和三〇年代から四〇年代に、若者の間で流行した。
恋人たちの森(1961)〈森茉莉〉「敬ちゃん、いかすぢゃないの」
[補注]「この酒はいける」などの「いける」から変化した語か。「いかしている」の形でも使われる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android