いくたて(読み)イクタテ

デジタル大辞泉 「いくたて」の意味・読み・例文・類語

いく‐たて

物事のなりゆき。いきさつ。
「何かそこにもっと深い―でもあるのか」〈里見弴多情仏心

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「いくたて」の意味・読み・例文・類語

いく‐たて

〘名〙 物事が成立するまでの経路。事の次第経緯。いきさつ。いくたつ。
※雑俳・柳多留‐一三(1778)「いくたてをいひいひめしをかりてくる」
たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉八「修身講義家政学のいくたても学びしぞ」

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