いじかり股(読み)イジカリマタ

デジタル大辞泉 「いじかり股」の意味・読み・例文・類語

いじかり‐また〔いぢかり‐〕【いじかり股】

股を広げ、足を曲げて歩く姿。えじかりまた。
踏張足ふんばりあし齷齪足あくせくあし外輪大股―無論美人ならず」〈露伴・艶魔伝〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「いじかり股」の意味・読み・例文・類語

いじかり‐また いぢかり‥【いじかり股】

〘名〙 両足を広げ、ひざをまげて歩くさま。内股にはれ物などがあったり、重い物をせおったりする時の歩き方。
※雑俳・柳多留‐三(1768)「五百両いじかりまたにあるかせる」

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