いろは橋(読み)いろはばし

世界大百科事典(旧版)内のいろは橋の言及

【志木[市]】より

…東武東上線志木駅(1914開業)北口駅前通りの市場坂あたりが市の立った所である。もとはこの通りの真ん中に野火止用水(伊豆殿堀)を流し,伊呂波樋(いろはどい)と呼ばれる懸樋で新河岸川をこえて宗岡地区の水田に引水していたが,今は暗渠となり,新河岸川を渡る県道にいろは橋の名だけ残る。東京都心から30kmにあるので,1960年代以降住宅が激増し,新河岸川の支流柳瀬川沿いの低地にもニュータウンが建設され,79年には柳瀬川駅も開設された。…

【野火止用水】より

…平地を開削する土木工事が未熟で流水が困難であったことや,工事は夜間,提灯や線香の火によって測量したことなどが伝えられている。またいろは樋はいろは橋として地名に残る。かつての生活用水も1960年代以降,流域の都市化で汚染したが,関係地域で清流復活運動が進められ,一部が通水保全されている。…

※「いろは橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android