うじゃうじゃ(読み)ウジャウジャ

デジタル大辞泉 「うじゃうじゃ」の意味・読み・例文・類語

うじゃ‐うじゃ

[副](スル)
同種のものや似たようなものがたくさん集まってうごめいているさま。特に小さいものにいう。「タレント志願の若者うじゃうじゃいる」「毛虫うじゃうじゃ(と)している」
いつまでも、しまりなく長引くさま。ぐずぐず。くどくど。「くだらないことをうじゃうじゃ言うな」
[類語]うようよもじゃもじゃ茫茫ぼうぼうぼさぼさばさばさわらわら群がるひしめく鈴なり密集集中凝集蝟集いしゅうふさふさ茂る生い茂るはびこる繁茂自生密生叢生そうせい群生鬱然うつぜん鬱蒼うっそう草深い木深いこんもりちりちり縮れ縮れ髪縮れ毛カーリーヘアほつれ毛ざん切りさんばら髪乱れ髪寝乱れ髪蓬髪ほうはつ蓬頭ほうとう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「うじゃうじゃ」の意味・読み・例文・類語

うじゃ‐うじゃ

〘副〙 (「と」を伴う場合もある)
① 虫など小さいものがたくさん集まってうごめいているさま。うざうざ。うじょうじょ。うようよ。
咄本・軽口蓬莱山(1733)一「人はけし粒(つぶ)ほどなり。うぢゃうぢゃする所を見れば、魚(うを)(いち)と見へ」
② ぐずぐずと長びくさま。また、話などが長たらしく際限のないさま。
福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉幼少の時「私は客などがウヂャウヂャ酒を呑むのは大嫌ひ」

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