うちひさつ(読み)ウチヒサツ

デジタル大辞泉 「うちひさつ」の意味・読み・例文・類語

うちひ‐さつ

[枕]「宮」「三宅みやけ」にかかる。語義・かかり方未詳。
「―宮の瀬川貌花かほばなの」〈・三五〇五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「うちひさつ」の意味・読み・例文・類語

うちひ‐さつ

うちひさす「みや(宮)」と同音の「みや」を語頭に持つ地名、「三宅の原」、「みやの瀬川」などにかかる。
万葉(8C後)一三・三二九五「打久津(うちひさつ)三宅の原ゆ ひた土に 足ふみぬき」
※万葉(8C後)一四・三五〇五「宇知比佐都(ウチヒサツ)みやの瀬川のかほ花の恋ひてか寝らむ昨夜(きそ)今夜(こよひ)も」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android