精選版 日本国語大辞典 「うらぶれる」の意味・読み・例文・類語
うら‐ぶ・れる
〘自ラ下一〙 うらぶ・る 〘自ラ下二〙
① (しょんぼりと力なく、心のしおれるような状態をいう語) 心うく思う。うれいしおれる。悄然(しょうぜん)とする。うらびる。
※万葉(8C後)五・八七七「人もねの宇良夫礼(ウラブレ)をるに立田山御馬(みま)近づかば忘らしなむか」
② おちぶれたり不幸に出会ったりして、みじめな有様になる。また、みすぼらしい様子となる。
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