えら(鰓)(えら)とは？意味や使い方

百科事典マイペディア「えら(鰓)」の意味・わかりやすい解説

水生動物に最も普通な呼吸器官。脊椎動物では消化管の前方部両側の数対の鰓孔(さいこう)を中心に生じ，両生類ではふつう幼生期だけ，魚類では一生みられる。また甲殻類，水生昆虫の幼生，軟体動物，環形動物などにもある。形は動物によって異なるが，体表の一部が薄い膜となって櫛(くし)の歯状や樹枝状に分岐。内部は毛細血管が多数分布して体液と水とのガス交換を行う。
→関連項目魚類｜呼吸器官

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