精選版 日本国語大辞典 「おいそれと」の意味・読み・例文・類語 おいそれ‐と 〘副〙 (「おいそれ」に「と」の付いた形) 依頼、必要に応じて、簡単に事をするさまを表わす語。簡単に。すぐに。右から左に。下に打消の語を伴うことが多い。→おいそれ。※人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)五「おいそれと柳川亭の母公(おっかア)の方へ引渡しては」※多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前「先方(さき)でも然やうでございますかと応(オイ)それとは受けまいぜ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報