お花半七(読み)おはなはんしち

精選版 日本国語大辞典 「お花半七」の意味・読み・例文・類語

おはなはんしち【お花半七】

刀屋の手代半七が、遊女お花と情死した事件題材とした作品通称。主なものに近松門左衛門作「長町女腹切(ながまちおんなのはらきり)」、近松半二・竹本三郎兵衛合作「京羽二重娘気質(きょうはぶたえむすめかたぎ)」などがある。

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デジタル大辞泉 「お花半七」の意味・読み・例文・類語

おはな‐はんしち【お花半七】

大坂の刀屋の手代半七と遊女お花の心中事件を題材とした浄瑠璃歌舞伎などの通称。近松門左衛門作「長町女腹切ながまちおんなのはらきり」など。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「お花半七」の解説

お花半七
(通称)
おはなはんしち

歌舞伎・浄瑠璃の外題
元の外題
双紋刀銘月 など
初演
享保16.1(大坂・佐渡島座)

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