かんから(読み)カンカラ

デジタル大辞泉 「かんから」の意味・読み・例文・類語

かん‐から

[名]
缶詰などの空き缶
かんから太鼓」の略。
[副]堅い物がぶつかってたてる高い音を表す語。
[類語]かたりがたりかたんがたんかたかたがたがたかたことがたごとことことごとごとことりごとりことんごとんこんこんこんごんごんがつんこつんごつんかちゃかちゃかちりかちかちこつこつどんとんとんとんどんどんかちゃりがちゃりかちゃんがちゃんかちんがちんからからがらがらがらりかんかんがんがん

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精選版 日本国語大辞典 「かんから」の意味・読み・例文・類語

かん‐から

[1] 〘名〙
① 缶詰などの空き缶。
※丘の明り(1967)〈庄野潤三〉「かんからがからっぽになっているので」
※歌舞伎・日月星昼夜織分(1859)「かんからの入りし手品鳴物になり」
[2] 〘副〙 堅い物がぶつかってたてる音を表わす語。
[3] 〘形動〙 =からから(一)①
※東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉四月暦「海の底までカンカラに干上って了ふ」

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