がなる

精選版 日本国語大辞典 「がなる」の意味・読み・例文・類語

が‐な・る

〘自ラ五(四)〙 大きな、やかましい声でものを言う。どなる。
※雑俳・柳多留‐一〇(1775)「朝かへり下女が事までがなり出し」
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉三「新内ぶしは明がらすか蘭蝶か、摺鉢むけんか千両のぼりばかりがな(唄)って」

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デジタル大辞泉 「がなる」の意味・読み・例文・類語

が‐な・る

[動ラ五(四)]大きな声で騒々しく言う。わめく。どなる。「宣伝カーが―・る」
[類語]喚く叫ぶ怒鳴る張り上げる騒ぐはしゃぐぞめ喚き散らす喚き立てるがなり立てるざわめくざわつくさざめくさんざめくざわざわするどよめくがやがやわいわいわあわあきゃあきゃあぎゃあぎゃあざわざわ

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