がぶがぶ

精選版 日本国語大辞典 「がぶがぶ」の意味・読み・例文・類語

がぶ‐がぶ

[1] 〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 酒、水などを、音を立てて勢いよく、また、むさぼるように飲むさま、また、その音を表わす語。がぷがぷ。かぶかぶ。
日葡辞書(1603‐04)「Gabugabuto(ガブガブト) ノム」
② 水がいっぱいで、激しく波立っているさまを表わす語。がぼがぼ。
※日葡辞書(1603‐04)「Gabugabuto(ガブガブト) スル」
[2] 〘形動〙
① (一)①に同じ。
浄瑠璃・曾我虎が磨(1711頃)上「よいじぶんに、がぶがぶの茶しんぜふ」
② (一)②に同じ。主に、胃に液体がたまっているさまにいう。だぶだぶ。
③ 大きすぎてゆるいさま。だぶだぶ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「がぶがぶ」の意味・読み・例文・類語

がぶ‐がぶ

[副]水などをむさぼるように飲むさま。また、その音。「酒をがぶがぶ(と)飲む」
[形動]胃に水などがたくさんたまっているさま。「ビールで腹ががぶがぶだ」
アクセントブガブ、はガブガブ
[類語]ぐびぐびぐびりぐびりぐいぐいごくりごくごくごくん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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