がらっと(読み)ガラット

デジタル大辞泉 「がらっと」の意味・読み・例文・類語

がらっ‐と

[副]
引き戸などを勢いよく開ける音を表す語。「がらっと戸を開ける」
物が一瞬うちにくずれる音を表す語。「ブロックががらっとくずれる」
事態が急に、すっかり変わるさま。「顔つきががらっと変わる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「がらっと」の意味・読み・例文・類語

がらっ‐と

〘副〙
① 戸、障子などを勢いよく、また、いきなり引きあける音を表わす語。
塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉三「ガラッと戸を明けて」
様子がまったく変わるさまを表わす語。からっと。
※少年行(1907)〈中村星湖〉一九「肖像はよく貼並べたものだが、がらっと其人物が違って居る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android