きゃあきゃあ

精選版 日本国語大辞典 「きゃあきゃあ」の意味・読み・例文・類語

きゃあ‐きゃあ

〘副〙
① 猿など動物の鳴く声を写した語。きゃあ。
※虎寛本狂言・猿座頭(室町末‐近世初)「キャアキャアキャアといふてしきりにかきつくゆゑ、なうかなしや。女共に毛がはへて猿に成た」
② 驚いたり、こわがったり、喜んだりなどして叫ぶ声、また、戯れ合ってわめき騒ぐ声を表わす語。主に女性子どもについていう。
真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝五三座敷へ上ってキャアキャア騒がれては大変と思ひましたが」

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デジタル大辞泉 「きゃあきゃあ」の意味・読み・例文・類語

きゃあ‐きゃあ

[副]驚いたりこわがったり、また興奮して騒いだりする甲高い声を表す語。「人気歌手の登場きゃあきゃあ(と)騒ぐ」
[類語]がやがやわいわいわあわあぎゃあぎゃあざわざわざわつくざわめくどよめく騒ぐはしゃぐぞめわめさざめくさんざめく叫ぶ怒鳴る張り上げる喚き散らす喚き立てるがなるがなり立てる

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