精選版 日本国語大辞典 「きらきら」の意味・読み・例文・類語
きら‐きら
[1] 〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 光り輝くさまを表わす語。
※枕(10C終)一二〇「御あかしの〈略〉おそろしきまで燃えたるに、仏のきらきらと見え給へるは」
※源氏(1001‐14頃)明石「見あげ給へれば、人もなく、月の顔のみきらきらとして」
② きわだって立派なさまを表わす語。
[2] 〘形動〙 光り輝くさま。
きら‐きら
〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) 笑う声を表わす語。けらけら。きゃあきゃあ。
※狭衣物語(1069‐77頃か)一「或は、衣の裾を引き留むるに、倒れぬる音するに、きらきらと、殊更び笑ひ入りつつ、しはぶき入ぬるもあり」
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