精選版 日本国語大辞典 「ぎゅうぎゅう」の意味・読み・例文・類語
ぎゅう‐ぎゅう
[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 物がきしんだり、こすれたり、押しつけられたりして鳴る音を表わす語。
② ゆとりのないほど、強く締めたり、押しつけたりするさまを表わす語。
※坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉一「石や棒ちぎれをぎうぎう井戸の中へ挿し込んで、水が出なくなったのを見届けて」
③ 押しつけられて、苦しむさま、また転じて、容赦なく責めたて苦しめるさまを表わす語。
[2] 〘形動〙
① 全く余裕のないほど一杯のさま。
② ひどい目にあうさま。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報