けなるい

精選版 日本国語大辞典 「けなるい」の意味・読み・例文・類語

けなる・い

〘形口〙 けなる・し 〘形ク〙 =けなりい
※謡曲・輪蔵(1541頃)「そのこと、めでたい折からなればいづれもも賑やかなるがけなるうて、囃子を語らうて言ひ合はせて出て候」
歌舞伎お染久松色読販(1813)序幕「男欲しさの奥女中、身がよふな達者作りは誘わいで、ひげいすな今の調市(でっち)。ヱヱ、どの様な女じゃやら、ヱヱけなるいわいヤイヤイ」
けなる‐が・る
〘他ラ四〙
けなる‐げ
〘形動〙
けなる‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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