けんのみ(読み)ケンノミ

デジタル大辞泉 「けんのみ」の意味・読み・例文・類語

けん‐のみ

剣突けんつく」に同じ。
鼻声になって居る女房に―を食って、慌ててにげ込む」〈鏡花婦系図

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「けんのみ」の意味・読み・例文・類語

けんのみ

洒落本・船頭部屋(19C初)七軒堀親里の套「けんのみでぶっつかったはおめへのお気をす引いて見たのサ」
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八「コレサ通さん訳も聞かずにけんのみじゃアわからねへ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android