げそ(読み)ゲソ

デジタル大辞泉 「げそ」の意味・読み・例文・類語

げ‐そ

《「下足げそく」の略》
靴・下駄草履など、履物のこと。「げそを履く」
すし屋などで、イカの足のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「げそ」の意味・読み・例文・類語

げ‐そ

〘名〙 (「げそく(下足)」の略)
① 下駄や草履など、ぬいだはきもの。
※歌舞伎・日月星享和政談(延命院)(1878)六幕「ついでに下足(ゲソ)も下へやってくれ」
俳諧師(1908)〈高浜虚子〉六二「『らっしゃーい』といふ力強い下足番(ゲソ)の声が聞き度い」
鮨屋などで、イカの足をいう。〔模範新語通語大辞典(1919)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android