こせる

精選版 日本国語大辞典 「こせる」の意味・読み・例文・類語

こせ・る

〘自ラ四〙 (「こぜる」とも) こせこせする。こせつく。
※三体詩幻雲抄(1527)「村云、凡詩に用故事、則易窒塞(てっそく)とて、こせりて佶屈也」
浮世草子傾城禁短気(1711)四「遊び小さく成て物毎小(コ)せり、本大臣には至らぬと心得」

こ・せる

〘自サ下一〙 こ・す 〘自サ下二〙 こせこせする。物事に細かくこだわる。
史記抄(1477)一三「苛小はせかせかとこせた事ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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