したらば(読み)シタラバ

デジタル大辞泉 「したらば」の意味・読み・例文・類語

したら‐ば[接]

[接]したら」に同じ。
「―二番酒を食べませう」〈狂言記伯母が酒

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「したらば」の意味・読み・例文・類語

したら‐ば

接続〙 (動詞「する」の連用形助動詞「たり」の未然形と助詞「ば」が付いてできた語) =したら
四河入海(17C前)一「此端午の佳節には子由に逢はんと思て日夜指ををっていくか、したらば端午であらう、いくかには筠州にゆきつかんと思ぞ」
※狂言記・伯母が酒(1660)「『はつ酒をおましたわいの』〈略〉『したらば、二ばん酒をたべませう』」

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