しだ(読み)シダ

デジタル大辞泉 「しだ」の意味・読み・例文・類語

しだ

とき。さい
「あがおもの忘れむ―は国はふりに立つ雲を見つつ偲はせ」〈・三五一五〉
[補説]万葉集東歌あずまうた肥前風土記のみにみられる語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しだ」の意味・読み・例文・類語

しだ

〘名〙 時。頃。
※肥前風土記(732‐739頃)松浦歌謡篠原(しのはら)弟姫の子を さ一夜(ひとゆ)率寝(ゐね)てむ志太(シダ)や家にくださむ」
万葉(8C後)一四・三五一五「吾(あ)が面(おも)の忘れむ之太(シダ)は国はふり嶺(ね)に立つ雲を見つつ偲(しの)はせ」

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普及版 字通 「しだ」の読み・字形・画数・意味

拿】しだ

緝。

字通」の項目を見る

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「しだ」の解説

しだ
(通称)
しだ

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
信太ゆづり葉鏡
初演
正徳2.1(大坂・八重桐伝吉座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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