しゃくむ(読み)シャクム

デジタル大辞泉 「しゃくむ」の意味・読み・例文・類語

しゃく・む

[動マ五(四)]《「しゃく(杓)」の動詞化という》中央がくぼむ。しゃくれる。
「答のない口元が結んだまま―・んで」〈漱石虞美人草

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しゃくむ」の意味・読み・例文・類語

しゃく・む

〘自マ四〙 (「しゃく(杓)」の動詞化か) 中央の部分がくぼむ。凹面形になる。多く顔つきにいう。しゃくれる。〔元亀本運歩色葉(1571)〕
評判記難波物語(1655)「顔しゃくみて、猿のおもての、色白きがことし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android