じょうびったり（読み）ジョウビッタリ

デジタル大辞泉

じょう‐びったり〔ジヤウ‐〕

［副］《「じょう」は「常」か。「定」ならば歴史的仮名遣いは「ヂャウ」》しじゅう。いつも。つねづね。
「以前だったら、毎日のように…―になったに違いない」〈万太郎・春泥〉

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

じょう‐びったり ジャウ‥

〘副〙 (「じょう」が「定」ならば歴史的かなづかいは「ヂャウ」) いつも。つねづね。しじゅう。平常。じょうびってえ。

※歌舞伎・盲長屋梅加賀鳶（1886）序幕「加賀鳶の巳之助さんは、明けても暮れても爰の見世へ、定(ヂャウ)びったり這入り込んで居るが」

出典　精選版 日本国語大辞典