じんじん

精選版 日本国語大辞典 「じんじん」の意味・読み・例文・類語

じん‐じん

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
病気怪我などで、患部がたえまなく痛むさまを表わす語。からだのしんから、にじみ出てくるような痛みにいう。
※或る女(1919)〈有島武郎〉前「顳顬(こめかみ)がじんじんと痛み出して」
② 物の鳴る音や湯のたぎる音、虫の鳴声などを表わす語。
花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下「程無く時計はヂンヂン九時を報ず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「じんじん」の意味・読み・例文・類語

じん‐じん

[副](スル)患部または身体一部に、絶え間なく痛みやしびれを感じるさま。「傷口じんじん(と)痛みだす」「足の裏がじんじんする」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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