ずっし(読み)ズッシ

デジタル大辞泉 「ずっし」の意味・読み・例文・類語

ずっし

[副]物を持ったときの、重く手ごたえのあるさま。ずっしり。
熊手薙鎌ないがま金撮棒かなさいぼうを…閻魔王に―と持たせて」〈虎明狂・朝比奈

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ずっし」の意味・読み・例文・類語

ずっし

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) 重い手ごたえのあるさまを表わす語。ずっしり。
※虎明本狂言・朝比奈(室町末‐近世初)「くまで・ないがま・かなさいほうをもたする中げんのなきままに、ゑんまわうにゑんまわうにずっしともたせて」

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