ぜんご

精選版 日本国語大辞典 「ぜんご」の意味・読み・例文・類語

ぜんご

〘名〙 鰺(あじ)類の側線上にある棘(きょく)をそなえた鱗(うろこ)ぜいご。《季・夏》
※雑俳・歌羅衣(1834‐44)七「真鰺ぜんごも能く取って子に干物

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デジタル大辞泉 「ぜんご」の意味・読み・例文・類語

ぜんご

アジの尾に近い側線上に1列に並ぶ、とげ状のうろこ。ぜいご。ぜご。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のぜんごの言及

【アジ(鰺)】より

…スズキ目アジ科アジ亜科Caranginaeに属する魚の総称。アジ亜科はいわゆる〈ぜんご(ぜいご)〉と呼ばれる硬いとげのある稜鱗(楯鱗(じゆんりん)ともいう)が側線部に発達するのが特徴。英名でjack,scad,horse mackerelなどと呼ばれる仲間。…

【カイワリ】より

…側線部にぜんごと呼ばれる楯鱗(じゆんりん)をもつスズキ目アジ科の海産魚(イラスト)。アジ類の中ではもっとも体高が高く,体が平たいので各地でヒラアジの別名をもつ。…

※「ぜんご」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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