そより(読み)ソヨリ

デジタル大辞泉 「そより」の意味・読み・例文・類語

そより

[副]そよろ」に同じ。
一叢ひとむら修竹が、―と夕風を受けて」〈漱石草枕

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「そより」の意味・読み・例文・類語

そより

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) 物がかるく触れあってたてる、かすかな音を表わす語。風が静かに吹きすぎていくさまをいうことが多い。
俳諧続猿蓑(1698)上「売物の渋紙づつみおろし置〈里圃〉 けふのあつさはそよりともせぬ〈馬莧〉」

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