ぞくっと

精選版 日本国語大辞典 「ぞくっと」の意味・読み・例文・類語

ぞくっ‐と

〘副〙
① 寒さや恐ろしさで身のふるえるさまを表わす語。ぞくぞく。ぞっと。
良人自白(1904‐06)〈木下尚江〉後「鬢を動かす風の手に、お浪は慄(ゾクッ)として振り返った」
② 嬉しさや感動で身のふるえるさまを表わす語。ぞくぞく。ぞっと。
神楽坂(1935)〈矢田津世子〉三「それを聞きながら何やらぞくっとする程嬉しくて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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