精選版 日本国語大辞典 「だっても」の意味・読み・例文・類語
だって も
※洒落本・猫謝羅子(1799)「あれだってもかわひそうに木や石じゃアあるめへし」
[二] (下に多く打消の語、または、反語を伴い、接続助詞のように用いる) といったって。
[三] =だって(二)①
※落語・旅日記(1894)〈四代目橘家円喬〉「『お梅坊の色が真白だ』『又違ったぜ。和郎先刻色は浅黒いといったぢゃねへか』『然うよ。だっても黒天鵞氈(くろびろうど)より白いや』」
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