世界大百科事典(旧版)内のだまし絵の言及
【トロンプ・ルイユ】より
…〈眼だまし〉の意で,造形芸術において,描かれたものが現実にそこに実在するかのような錯覚を与える絵画的表現,つまり〈だまし絵〉をいう。だますという意味ではイリュージョニズムやアナモルフォーズもそうであるが,狭義には,壁につるした布やピンで留めた紙片,画面にとまったハエなどをはじめとして,錯視効果を巧妙に利用した静物画を指す。…
※「だまし絵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」