だらし(読み)ダラシ

デジタル大辞泉 「だらし」の意味・読み・例文・類語

だらし

(下に打消しの語を伴って用いる)動作態度などが、きちんとしていること。しっかりしていること。しまり。「泣くなんてだらしがない」「だらしのない服装」
[補説]「しだら」の変化した語という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「だらし」の意味・読み・例文・類語

だらし

〘名〙 (「しだら」の「し」と「だら」を逆にした語。「だらしがない」「だらしのない」のように、打消の形で使われる) 物事けじめがはっきりしていること。きちんとしていること。しまり。
落語宮戸川(1890)〈三代目春風亭柳枝〉「酒を飲(くら)ふとからきしだらしが有りません」

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