ちっこ

精選版 日本国語大辞典 「ちっこ」の意味・読み・例文・類語

ちっこ

[1] 〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 小さくまとまっているさま、つつましくしているさまを表わす語。
史記抄(1477)一九「言は世諦産業をちっことして、悪い事をもせいで」
咄本醒睡笑(1628)七「壁の下道の傍にちっことたたずみ」
② 小さいけれどもきびきびとしているさまを表わす語。
※天正本節用集(1590)「蟄居侲 チッコトシタルワランべ」
[2] 〘名〙 背の低い人をいう語。ちび。〔和訓栞(1777‐1862)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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