精選版 日本国語大辞典 「ちゅうちゅう」の意味・読み・例文・類語
ちゅう‐ちゅう
[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① ネズミや雀などの鳴き声を表わす語。
※狂歌・後撰夷曲集(1672)七「あながちに恋をする身はちうちうと鼠鳴してよぶもことはり」
② 酒や汁などを少しずつ吸う音や様子を表わす語。
[2] 〘名〙 ネズミまたは雀をさしていう幼児語。
※咄本・おとしばなし万歳楽(1855)畜猫「このあいだの地しんで、ちうちうはなんともないそふで、まいばんでてさはいで」
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