デジタル大辞泉
「てく」の意味・読み・例文・類語
て◦く[連語]
[連語]《連語「ていく」の音変化。上に付く語によって「でく」とも》…していく。…しつついく。だんだん…する。「本を持っ―◦く」「貯金が減っ―◦く」「鳥が飛んでく」
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て・く
〘連語〙 (「て行く」の変化したもの。上に来る語によって「でく」になることがある) 他の動詞の
連用形に付いて、「…しつつ行く」「…して行く」「だんだん…する」などの意を表わす。
※
滑稽本・
浮世風呂(1809‐13)四「本直
(もとね)になりゃア出入場へ
持行(もっテキ)てへが」
てく
〘名〙 徒歩で行くこと。てくてく歩き。
※惰けもの(1899)〈
徳田秋声〉一「さっさと歩行
(テク)で出かけやうとする処を」
てく
〘副〙 (
多く「と」を伴って用いる) 物が急に倒れ込むさまを表わす語。〔
名語記(1275)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報