どさどさ

精選版 日本国語大辞典 「どさどさ」の意味・読み・例文・類語

どさ‐どさ

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 重い物などが、続けざまにたくさん落ちるさまを表わす語。
雑嚢(1914)〈桜井忠温〉三〇「鍬の音が狭い坑道に反響してドーンドーンと開(きこ)える。その度毎に土や石がドサドサと落ちる」
多人数が一どきに騒がしく入り乱れるさま、また、無遠慮に入り込むさまなどを表わす語。どかどか。
歌舞伎霊験曾我籬(1809)六幕「奥はどさどさと、騒々しい事ではあるぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「どさどさ」の意味・読み・例文・類語

どさ‐どさ

[副]
重い物がたくさん続いて落ちるさま。「荷物どさどさ(と)投げ込む」
大ぜいの人が一度に入り込むさま。「警官どさどさ(と)入ってくる」
[類語]ぞろぞろどやどやわんさわんさどっとどすどすどしどしどたどたつかつかずかずかのこのこすたすたどかどか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android