どじぐじ

精選版 日本国語大辞典 「どじぐじ」の意味・読み・例文・類語

どじ‐ぐじ どぢぐぢ

[1] 〘形動〙 (「どちこち(彼方此方)」の変化した語) あれこれと入り組んで、くいちがうさま。はっきりとけじめがつかないさま。
浄瑠璃大塔宮曦鎧(1723)若宮紅梅の短冊「忘れし所は先へ飛び、節のいかぬはどぢぐぢや、拍子違ひ間違ひは御免御免
[2] 〘副〙 (一)に同じ。
※歌舞伎・吉様参由縁音信(小堀政談)(1869)二幕「何だか心がどぢぐぢする」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android