どてん(読み)ドテン

デジタル大辞泉 「どてん」の意味・読み・例文・類語

どてん

[副]《「どでん」とも》物や人が落ちたりひっくりかえったりする音や、そのさまを表す語。どたん。「どてんとあおむけに倒れる」
[類語]どたんどたりどしんすとんずどんずしんずしりどすんどさりどしりどかんばたりどうとばったりすてんずでんずでんどうころりごろりすってんころりどんとんとんとんどんどんかたりがたりかたんがたんかたかたがたがたかたことがたごとことことごとごとことりごとりことんごとんこんこんこんごんごんがつんこつんごつんかんかんがんがんばあんぱあんぱたりばたんぼおんぽおんぽんとぽんぽこぼこぼこぽこぽこぽんぽんちゃらちゃらちゃりんじゃらじゃらちりんちりんがちゃがちゃかちゃかちゃかちりかちかちこつこつかちゃりがちゃりかちゃんがちゃんかちんがちんからからがらがらがらりどたどたどかどかどっとどすどすどしどしばんばんぽくぽくちんちん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どてん」の意味・読み・例文・類語

どてん

[1] 〘副〙 (「どでん」とも。多く「と」を伴って用いる) あおむけにひっくりかえるさま、また、行儀悪くすわり込んだり、ひっくりかえったり、ねころんだりするさまを表わす語。
※雑俳・太箸集(1835‐39)二「どてんと寐転び・同居せる所ないか聞」
[2] 売建を買埋めさらに買い越すこと、またはその反対。「どてん売り」「どてん買い」 〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のどてんの言及

【取引所】より

…なお,こうした企業の株式の代表は,ビール・メーカーやクーラーのメーカーなど夏にかけ値上がりするものが多く,サマー・ストックと呼ばれる。 どてん(とでん)信用取引で,それまで買建てしていた人が手じまったあと反対に売建てし,売建てしていた人が決済したあと反対に買建てするように,それまでの売買とは反対の商いをすることをいう。買いから売りにまわることを〈どてん売り(越し)〉,その逆を〈どてん買い(越し)〉という。…

※「どてん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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