どりゃ

精選版 日本国語大辞典 「どりゃ」の意味・読み・例文・類語

どりゃ

感動〙 「どれ」の変化した語で、相手を促したり、自身が何か行動したりするときなどに発することば。さあ。さて。〔匠材集(1597)〕
※虎明本狂言・鈍根草(室町末‐近世初)「『中中み事な刀をひろふて御ざ有』『どりゃみせひ』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「どりゃ」の意味・読み・例文・類語

どりゃ

[感]《「どれは」の音変化》相手を促し、また、自身が何か行動するときに発する語。どれ。さて。「どりゃ、見せてみろ」

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