なみえ焼そば(読み)なみえやきそば

知恵蔵mini 「なみえ焼そば」の解説

なみえ焼そば

福島県双葉郡浪江町で生まれたご当地グルメの焼きそばうどんのような極太の麺を、豚バラ肉、もやしの具と共に炒め、濃厚なソースで味付けするのが特徴。1955年に同地の居酒屋「縄のれん」が提供を開始し、浪江名物として定着した。2008年に浪江町商工会青年部が中心となって設立した町おこし団体「浪江焼麺太国」が広報活動を行っている。B-1グランプリには2010年の厚木大会より出場し、11年の姫路大会、12年の同北九州大会で、それぞれ4位に入賞。13年の豊川大会で初のグランプリに輝いた。11年には、日清食品からカップ焼きそば、冷凍焼きそばとして商品化され、全国発売されている。

(2013-11-12)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「なみえ焼そば」の解説

なみえ焼そば

福島県双葉郡浪江町発祥のご当地グルメ。労働者向けの安くて腹持ちのいいメニューとして1950年代から外食での提供が始まり、家庭にも広まった。超極太の麺と濃厚なソース、豚肉モヤシのみのシンプルな具材が特徴。好み一味唐辛子をかけて食する。地域団体商標

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