にしろ(読み)ニシロ

デジタル大辞泉 「にしろ」の意味・読み・例文・類語

に‐しろ

[連語]《格助詞「に」+サ変動詞「する」の命令形「しろ」》
仮定または確定事柄を示し、あとにそれに逆らう事柄を判断的に述べる意を表す。…にしても。「失敗するにしろやるだけのことはやる」
例を示し、それがあとに述べる事柄に当てはまることを暗示する意を表す。…にしても。「どちらにしろ高過ぎて手が出ない」「買うにしろ買わないにしろ一度見ておこう」
[補説]1係助詞「も」を挿入した「にもしろ」の形でも用いる。「短時間にもしろ会えたのは幸運だ」

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精選版 日本国語大辞典 「にしろ」の意味・読み・例文・類語

に‐しろ

連語〙 ⇒しろ

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