世界大百科事典(旧版)内のねじれ率半径の言及
【ねじれ(捩れ)】より
…(1)空間曲線C上に1点Pが与えられたとき,Pに十分近いC上の点Qをとり,PとQにおけるCの接触平面のなす角⊿θをPからQまでのCの弧の長さ⊿sで割った商⊿θ/⊿sを考える。ここでQを限りなくPに近づければ,ふつうの場合⊿θ/⊿sは極限値をもつが,この値をPにおけるCのねじれ,またはねじれ率といい,その逆数をねじれ率半径という。曲率とねじれ率が定点から測った弧の長さの関数として与えられると曲線の形が決定する。…
※「ねじれ率半径」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」