精選版 日本国語大辞典 「はきはき」の意味・読み・例文・類語
はき‐はき
〘副〙 (「と」を伴っても用いる)
① 明確で歴然としているさま、はっきりしているさまを表わす語。
※評判記・吉原讚嘲記時之大鞁(1667か)ゆふきり「すこし、出目こころにて、はきはきと、月の出るがごとくなるゆへに」
※虎明本狂言・粟田口(室町末‐近世初)「はきはきと物をいふて、心のかるさうなものじゃよ」
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