精選版 日本国語大辞典 「ぱくり」の意味・読み・例文・類語
ぱくり
[1] 〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
※俳諧・文政句帖うつし‐九年(1826)「棚へ来てぱくり口明木通哉」
② 転じて、割れめや傷口などが大きく開くさまを表わす語。
※金(1926)〈宮嶋資夫〉一「底知れぬ深淵が、大きな口をぱくりと明けた」
[2] 〘名〙
① 盗むこと、かっぱらいをいう俗語。〔現代用語辞典(1925)〕
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