ぱたり

精選版 日本国語大辞典 「ぱたり」の意味・読み・例文・類語

ぱたり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる。「ばたり」よりやや軽い感じを表わす)
① =ばたり
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉五「パタリと落ちるは一通手紙なり」
② =ばたり
破垣(1901)〈内田魯庵〉一「阿母(おふくろ)板戸のパタリと閉(しまっ)たを見送って」
③ =ばたり
※姉と弟(1892)〈嵯峨之屋御室〉六「其中に話がぱたりとお仕舞になりました」

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デジタル大辞泉 「ぱたり」の意味・読み・例文・類語

ぱたり

[副]
物が軽く当たったり倒れたりする音や、そのさまを表す語。「書物ぱたりと閉じる」
続いていた動作が急に途切れるさま。ばったり。はたり。ぱったり。「ぱたりと姿を見せなくなる」
[類語](1ばったりすとんばたりどうとすてんころりごろりすってんころりばたんぱたんどんとんとんとんどんどんかたりがたりかたんがたんかたかたがたがたかたことがたごとことことごとごとことりごとりことんごとんこんこんこんごんごんがつんこつんごつんかんかんがんがんどてんどたんどたりずどんずしんずしりどすんどさりどしりどかんどしんばあんぱあんぼおんぽおんぽんとぽんぽこぼこぼこぽこぽこぽんぽんちゃらちゃらちゃりんじゃらじゃらちりんちりんがちゃがちゃかちゃかちゃかちりかちかちこつこつかちゃりがちゃりかちゃんがちゃんかちんがちんからからがらがらがらりどたどたどかどかどっとどすどすどしどしばんばんぽくぽくちんちん/(2はたりぱたっとばったり

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