ひらり

精選版 日本国語大辞典 「ひらり」の意味・読み・例文・類語

ひらり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 軽く身をおどらせて、飛び乗ったり飛び越えたりするさまを表わす語。
平治(1220頃か)下「小屋の軒に手うちかけ、ひらりとのぼりて」
衣服や紙が軽くひるがえるさまを表わす語。
※玉塵抄(1563)一三「すそがひらりとほそうあるぞ」
一瞬きらめき輝くさまを表わす語。
※虎明本狂言・磁石(室町末‐近世初)「じしゃくがこのむ此太刀を、〈略〉あなたへはひらり、こなたへはひらり」

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デジタル大辞泉 「ひらり」の意味・読み・例文・類語

ひらり

[副]
すばやく身をかわしたり飛び移ったりするさま。「ひらりと馬に飛び乗る」
物が軽くひるがえるさま。「木の葉がひらりと舞い落ちる」
[類語](1軽い軽量軽軽身軽軽快かろやかライトひょいひょいひょいぴょんぴょんぴょんさっとさっさ身軽い簡捷かんしょうはしこいすばしこい素早い手早い敏速敏活迅速敏捷びんしょう手ばしこい手早速やか速い足早早足小走り機敏一瀉いっしゃ千里急ピッチ矢の如しはかばかしい目にも留まらぬてきぱきしゃきしゃききびきびずんずんクイックスピーディーハイペースちゃちゃとちゃちゃっととっととついとつっとつとすいとすっとぱっとすたすた/(2ふらりふらりふらふらぶらぶらゆらゆらびらびらぴらぴらひらりひらりはたはたちらりほらりほろりはらりぱらぱらふわふわひらひら片片へんぺんぽっかりぷかりぷかりぷかぷかどんぶりこどんぶらこ浮き沈み浮遊たゆたう浮かぶ漂う浮く浮揚舞うふわりふわっとふんわり

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デジタル大辞泉プラス 「ひらり」の解説

ひらり

NHKのドラマシリーズ「朝の連続テレビ小説」の作品のひとつ。1992年10月~1993年4月放映。脚本:内舘牧子。音楽:中村正人。出演:石田ひかり、池内淳子伊東四朗、伊武雅刀ほか。東京の下町両国舞台に、相撲好きの少女・ひらりと相撲部屋をめぐる人々の交流を描く。

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