ひ弱(読み)ヒヨワ

デジタル大辞泉 「ひ弱」の意味・読み・例文・類語

ひ‐よわ【ひ弱】

[形動][文][ナリ]ひ弱いさま。いかにも弱々しいさま。「生まれつきひ弱子供
[類語]弱い虚弱羸弱るいじゃく尩弱おうじゃく病弱脆弱ぜいじゃく繊弱劣弱薄弱柔弱惰弱孱弱せんじゃくもろやわやわ軟弱華奢きゃしゃひ弱いか弱い弱弱しい弱体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ひ弱」の意味・読み・例文・類語

ひ‐よわ・い【ひ弱】

〘形口〙 ひよわ・し 〘形ク〙 (「ひ」は接頭語) しんがなくて弱い。か弱い。弱々しい。〔羅葡日辞書(1595)〕
凍港(1932)〈山口誓子〉「儒門の子からだ羸(ヒヨワ)破魔矢かな」
ひよわ‐げ
〘形動〙
ひよわ‐さ
〘名〙

ひ‐よわ【ひ弱】

〘形動〙 (形容詞「ひよわい」の語幹から) しんがなくて弱いさま。弱々しいさま。軟弱。ひわやか。
※歌舞伎・関取菖蒲𥿠(1797)三幕「脾弱(ヒヨハ)な者を手籠(てご)めにして」

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