びくり(読み)ビクリ

デジタル大辞泉 「びくり」の意味・読み・例文・類語

びくり

[副]驚いて瞬間的に身を震わすさま。「突然、後ろから肩をたたかれてびくりとした」
[類語]わなわながたがたがくがくぶるぶるひくひくびくびくぴくぴくぴくりぎっくりどきんどきどきどきっとはらはらあっとはっとぎょっとぎくりとどきりとひやり総毛立つ背筋が寒くなるぞっとする肌に粟を生じる身の毛がよだつ鳥肌が立つひやっと冷や汗冷汗三斗寒心慄然

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「びくり」の意味・読み・例文・類語

びくり

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 意外なことに驚くさまを表わす語。びっくり
浮世草子傾城色三味線(1701)大坂「喜八びくりして、それは我等がままにもならぬといふ」
② =ぴくり
※火の柱(1904)〈木下尚江〉八「お才は美しき眉の根ビクリ顰(ひそ)めつ」

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